消費者への情報提供に【拡散希望】やYouTubeを活用できないか(マルハニチロの自主回収に思う)

2012年10月4日午前のGoogle急上昇ワード
1位 マルハニチロ
マルハニチロが急上昇ワード

急上昇した理由:マルハニチロ食品が、金属混入のおそれがあるとして、全国で販売された「さばみそ缶」など6種類の缶詰およそ580万缶を自主回収すると発表したため。

ソースはこちら↓

FNNニュース: マルハニチロの缶詰に金属片混入のおそれ 約583万缶自主回収へ

で、対象となる缶詰の種類を確認しようと思って、マルハニチロのサイトで「お詫びとお知らせ」を見ようとしたんですが・・・、タイムアウト。つまり、対象商品は確認できず・・・

アクセスが集中してサーバが負荷に耐えきれていない模様。

上記のニュースでは、

マルハニチロ食品が自主回収を発表したのは、「マルハさばみそ煮」や「秘伝いわし蒲焼」など、2007年3月から9月にかけて全国で販売された缶詰6種類、およそ583万缶。

「など」「6種類」のうち、「マルハさばみそ煮」と「秘伝いわし蒲焼」の2種類しかあげていない。そして、ニュースの中で、

マルハニチロ缶詰自主回収(FNNニュースより)

問い合わせ先(きょうから)
▲マルハニチロ食品ホームページ
▲お客様相談室 0120-170-811

のように、自社サイトか電話窓口で確認するように促している。

そりゃ、アクセスも集中しますがな。

公式サイトや電話窓口での情報提供はもちろん必須ですが、情報を求める人がそこに集中したら、処理も大変でしょう。

お客「対象商品は何ですか」
窓口「『マルハさばみそ煮』の製造番号AA-AAAA~BB-BBBBと、『秘伝いわし蒲焼』の製造番号CC-CCCC~DD-DDDDと、『○○』の・・・」

なんて、電話口で読み上げている様子を想像するだけで気が遠くなる。

ほとんどの消費者は対象商品一覧表を見れば十分なんじゃないかと。

マルハニチロのウェブサイトが普段からそんなに多くのアクセスを集めているとも思えず、サーバを強化しておくという対処も、維持費がかかることを考えるとあまり賢くない。

こういうときは、他人のふんどしをうまく使えないものか、って思うんですよね。

「自主回収対象商品一覧表」をPDFファイルか何かにして自社サイトに置く際に、閲覧だけでなく、ダウンロードして再配布してください、的なニュアンスを醸し出した感じにしておく。ウェブの実装上はあまり変わらないんでしょうけど。

そうしておけば、公式サイトへのリンクという形以外にも、ニュースサイト運営者が自サイトのサーバにそのファイルを置くことによって情報提供がしやすくなるので、そのニュースサイトへのアクセスだけで完結するというケースが多くなるんじゃないでしょうか。

あちこちに、そのファイルが拡散すれば、ツイートで言及する人のリンク先も分散して、公式サイトへ過剰にトラフィックが集中するのを和らげることができると思うんですよね。

あと、利用できそうなのがYouTube。

消費者に告知したい内容を動画にしてYouTubeにアップしてしまえば、あとはどんなにアクセスが集中しようが、Googleさんがさばいてくれます。(魚だけにね)

不祥事が起きた時にいきなり動画を作るってのは大変でしょうから、事前に雛形を作っておくんですね。画像とテキストを入力すると短い動画が出来上がるようなフォーマットを。せっかく動画なんだから、テキストを読み上げてもいいし。こういう時は内容が伝わることが最優先ですから、ナレーターなんか使わなくても、音声合成で十分でしょう。「アクセシビリティに配慮」的な言い方もできるし。

いっそのこと、「トラブル時の消費者アナウンス用動画作成ソフト」みたいなのを商品化すれば、けっこう需要があるんじゃないかなあと思います。

[2012年10月4日追記]
そういえば、地震でガスが止まった時も、同じような経験をしました↓
ガスメーター復帰方法


[2012年10月4日追記 その2]
↓こんな感じです。

テーマ : いろんな缶詰 - ジャンル : グルメ

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