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アクアマリンふくしまブログ終了の理由(ホタル放流と放射線を関連させることへの警鐘)

2012年7月25日午前のGoogle急上昇ワード
3位 アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしまが急上昇ワード

急上昇した理由: 水族館「アクアマリンふくしま」のブログが7月23日に終了。著者がブログ終了の理由について、「圧力」をあげているため。

ソースはこちら↓

水族館「アクアマリンふくしま」の復興ブログが終了 記事内容に圧力 - はてなブックマークニュース

といっても、上記にはそれほど情報はなく、オリジナルの最後のブログ記事を読むのが、状況を把握するのには一番かと思います↓

復興ブログの終了について - アクアマリンふくしまの復興日記 - Yahoo!ブログ

「圧力」がどのようなものなのかあまり明確には書かれていませんが、組織や上司からの記事修正指示、それらの背後にある外部の影響力みたいなものだと思います。

特に、ホタル放流の件がブログ著者にとっては許容できないものだったようです。

そもそも、生物多様性の保全の観点から、ホタルの放流自体が非常に慎重に行わなければならないものなのですが、今回の放流にはかなりの問題点があったようです。

【放流地域から離れた地域のホタルを放流した】

放流地点近くにもホタルの生息地があるにもかかわらず、遠方のホタルを放流している。地域固有種との雑種化が懸念されます。

【生息・繁殖に向かない場所に放流した】

交通量が多く、民家からも遠くない場所に放流されたらしいです。放流された年は光る成虫が見られるでしょうが、このような環境では繁殖できないため、翌年は無理でしょう。光るホタルを見るために、ホタルを毎年「使い捨て」にする気でしょうか。

【ホタルと放射線量を結び付けようとしている】

「生物多様性」の問題とは別に私が問題だと思っているのは「ホタルは0.5μSv/hの放射線を浴びると光らなくなる」と主催者は主張し、ホタルが復興に結びつくと信じてプロジェクトを行っている点です。

ブログ著者は、この問題点を明らかにするために、プロジェクトにかかわっている「ホタル専門家」に話を聞いています。

実験はどのように行ったのか、論文発表しているのか、データをもらえないか、など。ホタル専門家の回答はなんとも煮え切らないものでした。裏付けをとるために、茨城大学の放射線専門の教授にも話を聞いています。

私の感覚では、前述の「ホタル専門家」の主張はかなり怪しいという印象です。これについてはかなり詳しく書かれているので、オリジナルのブログ記事を参照していただければと思います。

そして何よりも、その「ホタル専門家」のブログを見れば、どんな人だか分かります↓

ホタルの発光器は何処へ

ゲンジボタル・ヘイケボタルの発光細胞と反射細胞は放射能の影響が一目瞭然。
板橋区ホタル生態環境館では10年程前から自然以外の放射能にホタルを初め動植物にどの様な影響があるのかを研究をしていた。0.5μSv/h×24時間×365日=4.38ミリシーベルト以上の放射能を浴びると異変が出やすくなる。
(中略)
ホタルは自然界のガイガーカウンタである。


放射線をホタルに当てたら、光らなくなった。
だから、ホタルが光るってことは、放射線が少ない。

実に分かりやすい。そして、怪しい。

影響の出る放射線の量や閾値、どのような実験環境で行ったか、統計学に基づいた結論か、などが重要なはずなのですが、

(復興ブログより)

●0.5μSv/hでホタルが光らなくなるとの研究は茨城大学との共同研究で行ったとのこと。
データを頂きたいと申し出ましたが、「文部科学省から止められているから出せない」と断られました。なぜ止められているのか理解はできませんが、論文としては発表されていないようです。

↑こんな形で隠しているのなら、結論だけを言いふらさないでほしい。実験結果の解釈と実験データはセットで扱うべきでしょう?

それに、ほんとに「文部科学省から止められている」んだろうか・・?

「ホタルは自然界のガイガーカウンタである」

分かりやすくてキャッチーなフレーズです。こういうものに騙されるかどうかがリテラシーです。

放射線量を測りたいなら、それこそ、ガイガーカウンターを使えばいいだけの話。

関係者や地元の思惑、イメージ、風説、利害関係、そしてエセ科学者。いろんなものが絡み合って、復興があらぬ方向へ転がっていく・・・

テーマ : 福島県 - ジャンル : 地域情報

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